ハッピーハンド
 熱中ショー



 出張で埼玉県幸手市に行った。

 まず、遠い。遠すぎる。
 何しろ東武動物公園より遠いのだ。私にとって東武動物公園より先は「みちのく」だ。いや、いくらなんでも言い過ぎた。しかし、少なくともちょっとした旅行の距離なのである。

 近隣じゃない人、何言ってんのか解かんなくてすいません。

 そして今日は暑い!
 気温35度?馬鹿を言ってはいけない。絶対に40度はある。

 いったい誰が百葉箱の中を歩くというのだろう。
 「熱中症に気をつけましょう」と言うのなら、炎天下のアスファルト上1.5mの気温をシビアに予報すべきだ。
 パチンコ屋の駐車場にとめた改造シルビアの車内温度でもいい。

 百葉箱の中などと言う特殊な環境の気温など、学問的には有用でも多くの人にとって不要なのである。

 ・渋谷の交差点 42℃
 ・池袋ハンズ前 45℃

 みたいな天気予報をみんな待っている筈だ。

 ・・・とまぁ、そんなうわ言を呟きながら幸手に到着したのは午後1時。暑くて倒れそうだ。

 途中で果物屋を発見。桃が3個で250円。安いのでフラッと買いそうになる。何だかんだ旅っぽく振る舞いつつもある自分に驚く。


 蝉は、実は「暑い」と泣いているのではないかと真剣に思った。
[2008/07/24 22:28] | 漫筆録 | page top
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